Hidden Beauty of Islam

2017年8月5日@Plug In Library

今回は “Hidden Beauty of Islam” (隠されたイスラムの美)というタイトルで、イスラム教についてのプレゼンテーションです。イスラム教のことをメディアで見聞きすることも多い昨今ですが、実際のところはどうなの?ということで、Plug Inインストラクターでムスリム(イスラム教徒)のAstari (アスタリ) に話してもらいました。序盤は、イスラム教とムスリムに関する基本的な歴史や内容の他、ムスリムのヘッドカバーのスタイル(Astariが付けているのはヒジャブという種類のもの)やそれを付けることの意味、また、食事制限(ハラル)や、なぜそのような慣習があるのかということを分かり易く説明してもらいました。

イスラム教は男尊女卑の宗教なのか?という問いを掘り下げるパートもありました。実際は社会的に活躍しているイスラム教徒の女性は世界に数多くおり、イスラム教徒の男尊女卑に対する思想が、いわゆる非イスラム的思想とはそもそも異なっているということです(例えば、女性の肌の露出に対する考え方などは興味深いものでした)。思想の違いに対する理解は、世界的には国によって異なり(特に911以降、ムスリムに対する社会的な風当たりが強くなった)、比較的寛容な考えを持つ国もある一方で、イスラム教の慣行の規制を厳しくする国もあるなど、各国の事情によって、ムスリムへの対応が様々であることが分かりました。

イスラム過激派はごくごく一部であり、基本的には穏健で平和的なイスラム教徒が社会に根付いていくために、例えばアメリカでは、メディアなどでムスリムであることの意味を発信するなどのムーブメントが起こっているようです。イスラム教徒は世界に約16億人いますが、その人々が暮らす国の統治システム(イスラム国家、非宗教国)や出身家族、教徒本人のイスラム教に対する解釈によって、ムスリムとしての様々なライフスタイルがあることが分かりました。最後に、非イスラムの人々から見ると、大変な慣習が多いようにみえるイスラム教ですが、そのような苦行を行う理由、また現実世界の据え方についての話があり、何を美(美徳)とするのか、世界には様々な考え方があると改めて実感することのできた貴重な時間でした!

ご参加頂いたみなさん、ありがとうございました!

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